4年ぶりの連ドラ!!

嵐の松本さん主演の「99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ」に勝利くんが出演するという、ファンにとっては年始早々大ニュースが飛び込んできて1週間。そして明後日にはいよいよ放送と日が迫ってきて、なぜか気持ちがそわそわして落ち着かないw
「49」が2013年の秋だから連ドラは4年とちょっとぶりかと思うと、感慨深いなあとしみじみ。
それもゴールデンタイムの話題作で、「謎の男」というなにやら思わせぶりな役!
1話は回想シーンでの出演、6話から本格登場ってことで、どういう立ち位置の役なのか想像するのが楽しい。
第一報を聞いた時には眉毛属性的に主人公の血縁か?なんて妄想を逞しくしてたのだけど、テレビ誌の写真を見る限り過去の事件の関係者っぽいかなあ。

現在のシーンにも出るのか、過去シーンのみの登場なのかも、まだ何もかも謎。
去年のハルチカ関連の雑誌で+actに掲載された時、写真のダークなテーマに合わせて暗い目をした勝利くんがすごーーーーーく素敵だったので、そんな感じの演技が見られると、個人的にはうれしい。

f:id:birchmint:20180112214922j:plain

一部の勝利くんファンが熱望していた冷酷な殺人鬼の役とかだったらどうしよう!!(うれしすぎるという意味でw)
今は宝くじの当選番号が発表される前みたいな、いろいろ想像を楽しめる期間なので、日曜日までさらにあれこれシミュレーションしておかなくては。
そんなに出番は多くないかもしれないけど、とにかく楽しみ!!

 

今回の99.9に関しては、嵐のファンへの紹介は去年のワクワク学校や嵐の番組への出演でもう済んでいるので、嵐のファンに勝利くんを見つけてもらうというよりは、歌番組とか見ないような層への顔売りかなあという気がする。

話は変わるけど、うちの母親かなりのミーハーなテレビ好きでドラマもバラエティもよく見てて、私より若手俳優もお笑いも詳しいのだけど、歌番組は興味がないタイプ。
そんな母親と去年の紅白を見てた時に、セクゾンちゃんが登場したら健人くんのこと「この子はすごいよ」って言い出したんですよ。どうやらホンマでっかTVを見ていたようで。
そこでの健人くんが母親的にかなり印象深かったらしく、顔をばっちり識別してて(名前まで覚えたかは確認できず)、ジャニヲタカミングアウトしてない娘はびっくりw
で、そのあと「へぇ、こんな歌うたってんのね?」って感じだったのが、なんか彼らの現在の立ち位置をよく表してるなあって。
今時の歌番組って出演者のファンが主な視聴者層で、例えばバラエティみたいに別に出演者のファンじゃなくても面白そうだからなんとなく見てるっていう人がいないような状況だと思う。
だからアイドルもバラエティやドラマが主戦場になっているというか。
だから勝利くんの99.9も、こういう若いのもいまっせー、ってしたいのかなあなんて想像してます。
いや分からんけど。

とにかくジャニヲタ以外にも顔を知ってもらえる大チャンスだと思うので、ぜひ勝利くんにはそのチャンスを掴んで欲しい。
あと勝利くんは自分でも言ってるように天才タイプではなく、経験と努力を積み重ねて上達していくタイプだと思うので、こういうベテラン勢が多い現場でいろんなものを吸収してくれたらいいなあ、なんて思います。

 

それにしても嵐のバーター枠がセクシーゾーンにも降りてくるようになった、というのもいろんな意味でニュースなんでは。
デビュー組に限らず若手ジャニの先輩バーター枠争奪戦が激しくなるということでもあるし。

祝!! 勝利くん21歳!

佐藤勝利くん、21歳の誕生日おめでとうございます。
これからの1年、勝利くんにとって実りあるものであるといいなと願っています。

去年の10月30日から今年の10月29日は、舞台に関してあれこれがあって、映画ハルチカがあって、その前後の露出があって、スーツのCMがあって、春コンがあって、ワクワク学校があって、ソロコンがあって、ハルチカの円盤が発売されて、シングルの宣伝で露出があって、ソロラジオがはじまって、舞台はどうやら卒業らしい、とファン視点からはざっくりそんな1年でした。
茶の間なので個人的には映画とソロラジオが大きいトピックで、特にラジオは毎週1回勝利くんの声だけが、勝利くんの話だけが聞ける30分が確約されたってのは本当にうれしい。今のうちだけかもだけど、QRと違って放送日の近々に収録しているようだから、割とオンタイムな勝利くんてのがいい!
ラジオと言えば、先週のお誕生日回で、顔も知らない人が自分の誕生日をお祝いしてくれてるのが、悪い意味じゃなくて不思議、と言っていたのがとても勝利くんらしいし、確かになw、とも思ったりで。ファンからすれば、「この世に生まれてきてくれてありがとうございますっ!!」と、本人はもちろんご両親やご先祖様にもお礼を言いたい気分といったところ。

勝利くんにとって、成人になっての1年はどうだったんだろう。お酒を飲めるようになったのは大きいんだろうなと、GLAYのTERUさんやback numberの依与吏さんと飲んだなんて話を聞くと思う。こちらには聞こえてこないだけで、多分いろんな人とそういう機会があるんだろうし。この話もTERUさんから出なければ、永遠に知らなかったわけで。なんか少年時代から見てるせいか、会うたびに「大きくなったねー」と言ってくる親戚のおばちゃんのような気持ちがどこかあったりもするんだけど、絶対に交わることのない世界線で生きている人なんだなと改めて認識したというか。それに言い方は悪いけど、赤の他人のことをここまで見続けているってのも、アイドルとファンっておもしろい関係だなと思ったり。

わたしは欲張りなので、もっといろんな勝利くんが見たいし、もっともっと年齢を重ねた時にどんなおじさんになっていくかを見ていたい。どんどん変化し続ける、そして大人になっていく勝利くんが自分の思うがまま、誰かに迎合することなく、勝利くんらしく進んでいく道をこれからも楽しみにしています。

 この1年で見た映像から好きだった勝利くんまとめてみたらまだ19歳の勝利くんもいて、これが”エモい"という気持ちなのかと。

f:id:birchmint:20171030200722j:plain

 

 

個人的映画ハルチカ総括

今年の2~3月の映画「ハルチカ」宣伝期に買いまくった雑誌をようやく解体して、ファイリング完了した。
普段ほとんど雑誌は買わないようにしてるんだけど、この時ばかりは映画誌はもちろん完全ターゲット外のギャル誌まで、把握できる範囲はほぼ購入。映画初出演の記念というのもあるし、次いつこういう機会があるのか分からないから、買っておかないと絶対後悔するだろうなあって思ったのもある。

40~50cmぐらいになってた雑誌タワーが

f:id:birchmint:20171026214400j:plain

ファイル1冊半ぐらいに圧縮。

f:id:birchmint:20171026214412j:plain

 

円盤が発売されて改めて本編やメイキング、ビジュアルコメンタリーを見て、いろんな意味でおもしろい作品に出演したなあ勝利くん、と思う。

 何より市井監督が作品に思い入れを持って下さっているのが、出演者のファンとしてすごくうれしい。
宣伝や予告編の方向性から製作側は恋愛要素強めの仕上がりでオーダーしたんじゃないかと邪推しているのだけど、市井監督は表現したいものを貫くために交渉もしただろうし、画として映える窓ドンとか港でのハグは駆け引き材料として取り入れたのかな、なんて想像してしまう。仮にもし、実際にしょりかんで恋愛映画が欲しかったのなら、違った原作渡したとは思うけど。それにしたってあの恋愛映画を想像させる宣伝は謎。部活映画、じゃヒキが弱いと判断したのかな。や、恋愛要素は0じゃないんですよ、いろんな意味で。

清水くんとか恒松さんとかこれからきそうな若手の役者さんたちが参加してるのもよい。オーディションで監督が選んだ役者さんだけあって、彼らのシーンはお芝居にぐっと引き込まれる。メインキャストじゃないけど吹奏楽部の委員長とかいっつも寝てるクラリネットの手塚とかハルタに惚れてる麗華さんとか、あとはパーカスの女子もなんか印象的だった。そういえば、メインキャストの中では一番地味目の役だった上白石萌歌ちゃんが、ここんとこすごく活躍してるのはなんかうれしいw

「音」にこだわってたのもおもしろいなと思ったところ。まずアイドル2人が主演のアイドル映画なのに主題曲はオリジナルの吹奏楽だし、劇中音楽にもいわゆるJ-POPは使ってなかった。それからバスの吊革を握る音とか楽器を磨く音、上履きで廊下を歩く足音、教科書をめくる音、タクトを置く音などなど、ささいな生活音の数々が全編に散りばめられていたこと。リアルに下手くそな上を向いて歩こうも好きだったw でも音関係で一番印象的だったのは「無音」。レイトショーで何回か見たのだけど、いいのかわるいのか、劇場内に片手人数しかいないという状態だったので、ちゃんと音場が計算されている場所で余計な物音がしないという環境で見られたのは大きい。これは家でヘッドホンで見ても味わうことができない、この映画の鑑賞環境としては最高の空間だったと思う。とにかく「無音」のシーンが、本当に無音で見られたので、音ありのシーンとの対比が際立ってて、なんというかゾワゾワしたのです。映画の中でハルタとチカが音に関してやり取りするシーンもあって、何かしら監督が伝えたかったことのひとつなんだろうなあ。

それから出演者をとにかく綺麗に撮ろうっていう映画じゃなかった。もちろんすごく綺麗に撮っている場面もあるんだけど、エンドロール直前のシーンとか勝利くんも環奈ちゃんも写りがそんなに良くなかったりする。けどあのなんとも言えない表情を交互に映し出しだして映画を締めたってことに、意味があるんだと思う。

賛否両論というか、出演者のファンじゃなくても熱量高く評価した人がいる一方で、勝利くんファンでもさっぱり面白くなかったと評する人もいるしで、刺さる人刺さらない人がきっぱり分かれたのもおもしろいと思ったところ。多少デフォルメが効いた人がいたりもするけど基本的に登場人物は”普通”の範疇におさまるキャラクターだったし、わかりやすく派手な事件もおきず、かといえばミュージカル調のシーンが挟まれるで、なんだこりゃと思った人がいるのもまあ分かる。
けど個人的には、部室でのぶつかり合いからラストまでがすごく好きで、BDでは前半すっ飛ばしてそこばっかり見てたという邪道な見方をしてた時期もあって。台詞が排除されて、音と動きと表情になってからの流れがより一段と好き。中庭にみんなが集まって、の整合性とか取っ払ったクライマックスは、人によってはポカーンなんだろうけど、自分にはカタルシスがあって何回見ても何かしら心が動く感じがする。あんなの映画ならではだと思うし。

よくばりを言えば、前半の部員集めのとこは連ドラで1話1人ずつスポットをあてて、という形式で見たかったなと。原作のミステリーをテイストとして取り入れるためだったんだろうけど、尺があまり取れない関係からかいろいろ中途半端で残念だなと思っているのが正直なところ。けど前半連ドラで後半が今の形の映画だとしたら、内容もテイストも違いすぎて別作品でやれよって話にはなるんだけど。 なんだかんだ「吹奏楽」というキーワードを軸に全編展開しているからこそ一つの作品として楽しめたので、ないものねだりはやめときますw


何はともあれ、環奈ちゃんの相手役に勝利くんをピックアップしてくれてありがとう、とキャスティング担当の方にお礼を申し上げたい。W主演とはうたっているけど、表の主役がチカちゃんで、裏の主役がハルタだと思うから、チカ=環奈ちゃんありきだったと思うハルタの人選。おかげさまで、一度は見たいと思っていた勝利くんと環奈ちゃんの共演が、こんなに早く実現して本当に嬉しかった。
共演女優としての環奈ちゃんが振る舞いといい立ち回りといい完璧すぎたので、次に勝利くんが出演する作品でご一緒する女優さんを厳しい目で見てしまうだろうということだけが、この共演の唯一の欠点だったかもw

  

ハルチカ 豪華版 [Blu-ray]

ハルチカ 豪華版 [Blu-ray]