真ん中っ子のバランス

セクゾンのフォーメーションで一番好きなのはサイコロの5の形で、中に入ってる1つ●が勝利くんのやつ。なぜかというと、非常に個人的な思い込みだけど、この形がセクゾンの中で勝利くんがあろうとしている立ち位置だと思うから。みんなの真ん中にいるということではなくて、誰とも等距離であろうとする勝利くんぽいな、と思うのです。
セクゾンに限った話ではなく、メンバーをコンビで括って楽しむ文化があるけど、それにあんまり巻き込まれて欲しくないなあ、というのが根底にあるんですよね。ふまけん、聡マリ、風マリ、健聡、健マリ、ふま聡、を一歩引いたところから楽しそうに眺めている勝利くんが好きと言いうか。ぼっちネタは嫌いな人の方が多いと思うけど、そう見える一瞬だけ切り取ってぼっちぼっちと草を生やすような若い子?特有のノリは自分も苦手でありつつ、1人でふらふらとしている勝利くんの話をこぼれ聞いたりメイキングで1人遊びしてるのを見ると、これこれって思う。1人でいて欲しいんじゃなくて、なかなか言葉にで表現しにくいんだけど、誰かと一緒じゃないと語られないのは悲しいというか。もちろん周囲のメンバーに刺激をもらったり、影響を受けることも多いと思うけど、決まった相方がいない勝利くんだからこその部分をどんどん見せて欲しいという気持ちが大きい。

そもそも、勝利くんのバランス感覚ってすごく興味深いというのがあって、あくまでも妄想だけど、グループ内のバランスをものすごく気にしてるイメージがある。
デビュー当時自分が喋らないことでバランスをとってるつもりだった、っていうことを言っていて、本人はそれはあまりよくなかったと考えているようだけど、ある意味正しかったと思う。だってあのデビューの仕方で立ち位置で、さらにガツガツ喋るような前へ前への子だったとしら。今でもそれなりに潜在的なアンチは抱えているけど、もっと表立って大々的に反発くらった気がします。歌えない踊れない喋れないの置物系顔だけセンターだったから、それなりに反発もあったけどそこそこのラインで落ち着いたんだろうなって。
あとは、ふまけん、聡マリのシンメ2組に対して、二等辺三角形でいるようにしている感がある。健人くんと風磨くん、聡くんとマリウスくん、というそれぞれ個人に対しての距離、それと同時にふまけんと聡マリっていうコンビ同士に対する距離が同じになるよう、意識的にか無意識にか振る舞っているというか。なんてことをここ1年ほどぼんやりと頭の中で考えていたんですが、本人の口から「メンバーの誰に対してもフェアでいたいとは思っているけど」と語られて、ざっくりとしたイメージとしてはそう遠くなかったのかな、と答え合わせをもらった気がしているところです。

一ファンとしての今後の希望は、グループ内とグループ外、ジャニ内とジャニ外を行ったり来たりする時、勝利くんがどんなバランスを取ろうとするのか、そこが見たいと思ってるとこです。