ここのとこ金曜日のラジオ「VICTORY ROADS」と土曜日のドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」を視聴することを目標に毎日を乗り切ってます。
特に今週は、第4話の「Missデビル」がいろいろ博史くんサービス回だったのと、最後でえらい展開に突入したところで終わったので、GW空けというのも相まってとても金曜日が遠い。
第1話の新入社員研修回がけっこうシリアスだったので、重ためのドラマなのか!?と思っていたら、第2話でドラマの舞台が共亜火災のオフィスになってからは、大人たちの思惑やら過去やらが渦巻く椿眞子(菜々緒さん)サイドに対して、斉藤博史(勝利くん)を取り巻く平社員サイドがワキャワキャしてるので、ドキドキハラハラとニヤニヤが交互にやってくる、心が忙しいドラマだったという。
とりあえず眞子さんの「おだまりっ!!」と、あのながーいおみ足から繰り出されるハイキックを見ると、何故かありがてえありがてえって拝みたくなるし、反射的にすっきりできるので、ドラマが始まるとそのシーン今か今かと待ち構えております。
このドラマの最大の謎は、椿眞子さんは何者で何が最終目的か、ってところ。
今のところ眞子さんの最終目的は「復讐」のように見える。ターゲットとしては、共亜火災の大沢社長(船越さん)か喜多村会長(西田さん)、あるいは共亜火災そのものを潰すことのように思うけど、とても善人っぽい伊東人事部長(木村さん)もなんかきな臭い感じ。動機はやっぱり、眞子さんの幼少期として何度か映像が出ている斧ケ崎のホテル火災でしょうかねえ。実家だったのか、宿泊していて家族が巻き込まれたか。
本当に復讐のためだとしたら、凄腕の人事コンサルタントとしてアメリカで名前を売って、最終的に目的の共亜火災へ実際に招聘されるとか、まじで有能。大沢社長に水面下で営業してたのかもだけど。
ここまで意味ありげに引っ張って、ほんとにただの敏腕人事コンサルタントだったら(それでいてうまいことオチつけてくれたら)、それはそれでやられたーって叫びたいｗ
そしてあの眞子さんは、椿眞子さんなのか。ベッドとトレーニング機器しかない殺風景な部屋で、鏡に向かって「あなた誰?」と問いかけていたわけで。ああいう演出で想像しがちな入れ替わりネタは「サイレーン」で菜々緒さんはやっちゃってるから、さすがになさそう。二重人格とかもありがち? あと考えられるのは、過去を辿られにくいように"椿眞子"という偽名を使ってる説。斧ヶ崎を調べた会長が言及しなかったところを見ると、少なくともホテル火災の関係者に"椿眞子"という名前は無かったと思われるので。
ちょっと楽しみなのは、最終回とかでもあの椿眞子キャラはそのままなのか、目的を達成するにあたり感情的に崩れるのか、というところ。個人的には最後までクールに断罪して欲しい!
大沢社長は、何やらいろいろ秘密やら後ろ暗いところやら抱えてそうで、演じているのが船越さんというのもあるけど、とにかく怪しさMAX。博史父が言う「あのこと」とは、博史父の事故のことか、ホテル火災のことか、それともさらに別のことなのか。
ホテル火災に絡んでるとしたら保険金絡みのことなのか、もっと直接的に火災の原因になったのか、それともその複合なのか。
今のところ、何もかも大沢社長が怪しく見えるように話が流れているんだけど、これで多少方法は強引だけどただ会社を良くしようとしてた、過去に不正は働いてなかった、みたいなオチだったらそれはそれでやられたーって叫びたいｗ
それから伊東人事部長は大沢社長と過去なんかあったよね。仕事で組んでた時期、もしかしてもしかすると恋愛関係だったんじゃないか疑惑。
ただ、大沢社長の仕事上でのダーティな部分は知らない感じがする。ぱっと見、やさしくてまっすぐで正義感が強くてというキャラクターだから善人に見えるけど、これで実は何もかも裏で糸を引いていたのが伊東さんだったら、やられたーってなる。
あと、今は好々爺に見える喜多村会長だけど、
現役時代は会社立て直すぐらいやり手だったことを考えると、これまた善人なだけじゃなさそう。めっちゃ優秀そうな秘書さんがほぼ引退状態の人のそばにいるのも、こうなると怪しく見える。西田さんが演じているから、ラスボス感もあるし。
最終的にこのドラマがどこに着地するのか全然見えてないので、今はいろいろ想像を逞しくするのが楽しいんだけど、最終話でピンヒールをカツカツ鳴らしながら颯爽と共亜火災を去っていく椿眞子さんが見られたらいいかなあ、なんて思います。
そしてこれまでニヤニヤ癒しタイムだった平社員サイドにも、大きな動きが。
まさかの南雲くん!!
いや、まさかじゃないのかも。研修で飛び降りたのも、ただいじめで追い詰められたってだけでなく、心に抱えるものがあって不安定だったのがベースにあったからなのか。ただ、南雲くんが博史くんに対して「俺、お前がいるからがんばれたみたいなところあるから」って言ったのがね。博史くんは保険金があったから人生がめちゃめちゃにならなかったのに対して、第5話のあらすじからすると南雲くんは保険金が支払われなかったから人生がめちゃくちゃになったという、とても対照的な境遇なわけで。復讐を胸に共亜火災を目指してた南雲くんが、希望を持って保険業界を志望してた博史に就職活動中に出会って、多分その時にそういう話もしてて、そして同じ会社に就職。「お前がいるから」はどういう意味で言ったんだろ。
それと同期の藤堂さんは、ちったあ博史くんのこと気になったりしてるんだろうか。ただの小悪魔ちゃんだと博史くん報われなさすぎる。4話を見る限り、可能性は0じゃなさそうと思いたい。
それから関内くん。背が高くて今時の塩顔イケメンで女性社員から人気高そう。彼がメインで出張る回もあるといいのだけど。
激動回になりそうな第5話。早くこいこい土曜日。
それにしても博子かわいいよ、博子。
