ママ呼びはingです

奥様! マザコン(役の)勝利くん見ました?

まあ勝利くん産んだらそりゃべったべたに甘やかしつつ洗脳してスーパーマザコンに育てますわ!

というのは冗談だけど、ここのとこいわゆる普通の男の子役をやってる勝利くんをよく見ていたので、ああいう振り切ったキャラクターはなかなか新鮮。

あとは風磨くんとマリウスくんのマザコンも見たいですな!! 特に風磨くんは演技仕事でマザコン役をふられる可能性が低そうなので、スカッとでぜひひとつお願いします。

 

こういうバラエティ出演時って番組タグを辿って感想を見ることが多いのだけど、そういう時に思うことがある。

アイドルを応援していておもしろいなと感じることのひとつに、同じ1人の生きてる人間を応援しているのに、その人のファンが語るイメージやキャラクターが千差万別なこと。

もちろん1人の人間の中にはいろんな側面があるものだし、その中のどれに光を当てるか、どこに注目しているかによって、見え方が違うのも分かる。

ただ、あっちの人が語っている勝利くんと、そっちの人が語っている勝利くんと、こっちの人が語っている勝利くんと、さらに別の人が語っている勝利くんと、に違いがありすぎて同名の別人じゃないかとよく思うし、はたまた自分が語る勝利くんだって他の人からはそう思われているんだろう。

以前"自担について知っていることで確かなのは顔と名前ぐらいだ"、というようなツイートを読んでこれを勝利くんのファンをする上での金科玉条としているところがあるのだけど、わたしが勝利くんについて好き勝手言ってることはすべて私の妄想や願望でしかないし、他のファンの人が言っていることもそうでしかない。

要するにわたしは自分の中に作り上げた勝利くんという存在のファンなんだよね。おもろ。

でもそれがアイドルを推すということの楽しさのひとつなのかもしれない。

 

さて、明日はFNS歌謡祭の第2夜。

マリママがカラオケで必ず歌ってる曲をチェックチェック。

 

心が裸になる瞬間

何かひと捻り入れなきゃ病にかかってるのか、MUSIC DAYのマジックに続き今回はなんだイリュージョンっぽい演出を仕込んできてて、テレビの前でおおお?となったベストアーティスト。

日テレ系列って深夜のバズリズムしか歌番組やってないんだし持ち歌はみんな普通にやって、企画物ではっちゃけたらいいのに、と謎演出を見るたび思ってます。

何年か前まではジャニーズメドレーに出ている先輩方がただただ羨ましかったんだー。

それが演出にぶつぶつ言うようになるなんて、強欲万歳!!

あと勢い余ってとびだした勝利くんとっ捕まえてくれた上田さん、ありがとうございました。

 

ところで、MORE連載「セクゾトイロハニホヘト」の今月発売号がすごく好きだっていう話をします。

今回は10番目の「ぬ」で「ヌード」がお題。ということで勝利くんと健人くんの裸にまつわるお話から始まったんですが、そこから「心が裸になれる時は」と移って、その回答がそれはもう個人的に最高だったです。

家族やメンバーの前ではシャツ、最後の一枚は脱がない、それはマナーだからって。

何がどうあっても縁を簡単には切ることができない家族やメンバーという間柄だからこそ、最低限の礼儀を必要とする関係だって考えてる、とわたしは受け取りました。

「ピクトアップ」でグループのことを「5人をどう保つか」と話した時にも同じようなことを感じたのだけど、仲が良い悪いというのとは別で、いろんな意味でバラバラなセクシーさんたちが"グループ"としてどう成り立つのかを考えざるを得なかった勝利くんが垣間見えるような言葉だなあって。

メンバーに対しては最後の最後の部分には一線を引くという姿勢が、とても勝利くんぽいと思ったりするわけです。メンバーとは仲良くしているし大切だけど、仕事上ではある種の運命共同体という存在だからこそ修復できない境界があることを理解しているのが、すごく好きなアイドル像すぎて困るw。

健人くんも分かる気がするとはいいながら、最後の一枚の例えがパンツなのが健人くんらしくて、ちょっと笑ってしまった。2人のキャラクターの違い出すぎでしょw。


そうそう写真も最高だった。myojoといい今回のMOREといい、モノクロはいいねえ。

 

ブラ校無限ループ

ドラマの「ブラック校則」が最終回を迎えてしまい、とうとう新しい創楽と中弥に会えなくなってしまいました。

最終回はこれまでに散りばめていた伏線を回収して、これからも続いていく日常と今までとは少し違う明日を予感させるようなラストシーン。

勝利くんがいろんなところで「余白がある作品」と言っていたんですが、最終回の最後の最後なんてまさにその真骨頂みたいなシーンで、この先に続く言葉はご自由にご想像くださいって柔らかな突き放し方をするんですよね、この作品。

創楽というキャラクターをどう捉えているかで想像する言葉も変わると思うんですが、個人的には創楽くんの思考回路って割と、いやかなり斜め上なので、もしかしてまた希央に"TikTok見てるお父さんみたいな顔"させたんじゃないかと、いらぬ心配をしております。

 

ネットでは映画とドラマとHuluの時系列はどーなってんだと、黒板の日付などからさまざまな考察が行われていたんですが、これだっていう決定打がなかったんですよね。

しかも監督が

こんなこと言うもんだから、あれは創楽の妄想?、それともこっちが創楽の妄想?、なんなら全部創楽の妄想なんじゃないか説まで出てきてました。

ティーチインイベントで河野Pが中弥は実在しているし、妄想説を後押しした創楽と中弥の受験番号の入れ替わりは単なるミスと明言されたとのことで、物語ではすべてが起こったことと考えてよさそうでなんだかホッとしたです。

 

で、映画ドラマHuluの時系列は実際のところどうなんでしょかね。

受験番号の入れ替わりがミスなら時系列もそんな厳密ではないんじゃないかとも思ったりしますが、最終回の伏線回収の見事さをみると、そういう大雑把さのある企画と脚本ではないような気がします。

これはもう河野Pなり脚本の此元さんなりが種明かしをしてくれないと決着はつかないですけど、個人的には3つの媒体で展開されたストーリーは同一の世界線にはないんじゃないかなと今のところ思っています。

映画は映画で、ドラマはドラマ、HuluはHuluでそれぞれの時間が流れていて完結している独立した世界。

なんだけど、いくつかの点と点では繋がっていて共有している部分や影響しあってる部分もある、そんなゆるっとしたまとまりなのかなあと。

円盤化の際にはそこらへんの解説も入れてくれるといいのだけど。

いや、実は3つとも同じ時間軸の物語で、全体としてはこういう流れだったんですよ、というネタバラシでももちろんOK!!

 

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この3つの「ブラック校則」の繋がってないような繋がってるような絶妙な距離感は、此元さんが漫画家の傍ら脚本家としてもこれからも活動されていくのなら、引っ張りだこになるんじゃないかと思える見事さ。創楽と中弥はじめとするキャラクター1人1人はもちろん、登場人物同士の関係性の描き方も巧みだし、絵を描いても描かなくても凄腕のストーリーテラーってことなんだろうけど。

脚本家として2作目(映画と地上波ドラマは初)というタイミングじゃなけりゃ、ジャニーズとはご縁が無かった方なのではないかとも思ったりもするので、勝利くんのファンとしてはありがたい限りですよほんとに。

 

映画の公開がそろそろ終わりかかっているので、最後にもう1回大きいスクリーンで見たいけど、会社員には難しい時間しかやってない。さてどうしよう。