心が裸になる瞬間

何かひと捻り入れなきゃ病にかかってるのか、MUSIC DAYのマジックに続き今回はなんだイリュージョンっぽい演出を仕込んできてて、テレビの前でおおお?となったベストアーティスト。

日テレ系列って深夜のバズリズムしか歌番組やってないんだし持ち歌はみんな普通にやって、企画物ではっちゃけたらいいのに、と謎演出を見るたび思ってます。

何年か前まではジャニーズメドレーに出ている先輩方がただただ羨ましかったんだー。

それが演出にぶつぶつ言うようになるなんて、強欲万歳!!

あと勢い余ってとびだした勝利くんとっ捕まえてくれた上田さん、ありがとうございました。

 

ところで、MORE連載「セクゾトイロハニホヘト」の今月発売号がすごく好きだっていう話をします。

今回は10番目の「ぬ」で「ヌード」がお題。ということで勝利くんと健人くんの裸にまつわるお話から始まったんですが、そこから「心が裸になれる時は」と移って、その回答がそれはもう個人的に最高だったです。

家族やメンバーの前ではシャツ、最後の一枚は脱がない、それはマナーだからって。

何がどうあっても縁を簡単には切ることができない家族やメンバーという間柄だからこそ、最低限の礼儀を必要とする関係だって考えてる、とわたしは受け取りました。

「ピクトアップ」でグループのことを「5人をどう保つか」と話した時にも同じようなことを感じたのだけど、仲が良い悪いというのとは別で、いろんな意味でバラバラなセクシーさんたちが"グループ"としてどう成り立つのかを考えざるを得なかった勝利くんが垣間見えるような言葉だなあって。

メンバーに対しては最後の最後の部分には一線を引くという姿勢が、とても勝利くんぽいと思ったりするわけです。メンバーとは仲良くしているし大切だけど、仕事上ではある種の運命共同体という存在だからこそ修復できない境界があることを理解しているのが、すごく好きなアイドル像すぎて困るw。

健人くんも分かる気がするとはいいながら、最後の一枚の例えがパンツなのが健人くんらしくて、ちょっと笑ってしまった。2人のキャラクターの違い出すぎでしょw。


そうそう写真も最高だった。myojoといい今回のMOREといい、モノクロはいいねえ。

 

ブラ校無限ループ

ドラマの「ブラック校則」が最終回を迎えてしまい、とうとう新しい創楽と中弥に会えなくなってしまいました。

最終回はこれまでに散りばめていた伏線を回収して、これからも続いていく日常と今までとは少し違う明日を予感させるようなラストシーン。

勝利くんがいろんなところで「余白がある作品」と言っていたんですが、最終回の最後の最後なんてまさにその真骨頂みたいなシーンで、この先に続く言葉はご自由にご想像くださいって柔らかな突き放し方をするんですよね、この作品。

創楽というキャラクターをどう捉えているかで想像する言葉も変わると思うんですが、個人的には創楽くんの思考回路って割と、いやかなり斜め上なので、もしかしてまた希央に"TikTok見てるお父さんみたいな顔"させたんじゃないかと、いらぬ心配をしております。

 

ネットでは映画とドラマとHuluの時系列はどーなってんだと、黒板の日付などからさまざまな考察が行われていたんですが、これだっていう決定打がなかったんですよね。

しかも監督が

こんなこと言うもんだから、あれは創楽の妄想?、それともこっちが創楽の妄想?、なんなら全部創楽の妄想なんじゃないか説まで出てきてました。

ティーチインイベントで河野Pが中弥は実在しているし、妄想説を後押しした創楽と中弥の受験番号の入れ替わりは単なるミスと明言されたとのことで、物語ではすべてが起こったことと考えてよさそうでなんだかホッとしたです。

 

で、映画ドラマHuluの時系列は実際のところどうなんでしょかね。

受験番号の入れ替わりがミスなら時系列もそんな厳密ではないんじゃないかとも思ったりしますが、最終回の伏線回収の見事さをみると、そういう大雑把さのある企画と脚本ではないような気がします。

これはもう河野Pなり脚本の此元さんなりが種明かしをしてくれないと決着はつかないですけど、個人的には3つの媒体で展開されたストーリーは同一の世界線にはないんじゃないかなと今のところ思っています。

映画は映画で、ドラマはドラマ、HuluはHuluでそれぞれの時間が流れていて完結している独立した世界。

なんだけど、いくつかの点と点では繋がっていて共有している部分や影響しあってる部分もある、そんなゆるっとしたまとまりなのかなあと。

円盤化の際にはそこらへんの解説も入れてくれるといいのだけど。

いや、実は3つとも同じ時間軸の物語で、全体としてはこういう流れだったんですよ、というネタバラシでももちろんOK!!

 

f:id:birchmint:20191202225440j:plain

この3つの「ブラック校則」の繋がってないような繋がってるような絶妙な距離感は、此元さんが漫画家の傍ら脚本家としてもこれからも活動されていくのなら、引っ張りだこになるんじゃないかと思える見事さ。創楽と中弥はじめとするキャラクター1人1人はもちろん、登場人物同士の関係性の描き方も巧みだし、絵を描いても描かなくても凄腕のストーリーテラーってことなんだろうけど。

脚本家として2作目(映画と地上波ドラマは初)というタイミングじゃなけりゃ、ジャニーズとはご縁が無かった方なのではないかとも思ったりもするので、勝利くんのファンとしてはありがたい限りですよほんとに。

 

映画の公開がそろそろ終わりかかっているので、最後にもう1回大きいスクリーンで見たいけど、会社員には難しい時間しかやってない。さてどうしよう。

 

 

映画公開後に意味深な予告投げてきた「ブラック校則」さん

「ブラック校則」って実は考察系の一面も持った作品になっていて、微妙にぼかされた時系列の中であのエピソードとこのエピソードがどう繋がるのかを考えるのも楽しかったりする。

で、ドラマ4話と5話の間に投下された最終予告が意味深すぎたので、スクショ撮ったった。

ちなみにナレーションは内山昂輝さん。いい声。


『ブラック校則』ドラマ・Hulu《最終予告映像》

 f:id:birchmint:20191113130200j:plain

1 尾行する創楽 6話
2 海岸にいる希央
3 手代木の授業 6話?
4 生徒が座っていない机(落書きなし)と椅子 過去or希央の席?
5 校長先生  6話
6 橋の上で花を手向ける女子生徒 6話?
7 授業中の田母神先生(6話予告と同じ黒い服、簪なし) 6話
8 女子生徒に男性が細長い桐箱(簪?)を渡す  6話?
9 窓の外を見る中弥「教師と生徒の恋愛〜」
10 工場にいることねwithスマホ
11 海岸の創楽  4話
12 記入済みの署名用紙の束を持つ手 男性?
13 教室にいる中弥
14 いじめ? いじめられてる生徒が茶髪?  6話?
15 廊下を歩く男性の背中  6話
16 ルーズリーフを拾う女子生徒 茶髪ロング(希央?)
17 海岸にいるきらり
18 ダンボール箱を抱えて笑うことね 髪をまとめている
19 尾行する創楽  6話
20 何かを目撃するミチロウと漆戸
21 驚いている?創楽 後ろに笑う中弥
22 いじめ 机に悪口 ターゲットは茶髪?の男子生徒  6話?
23 22の席に誰も座っていない授業中
24 「勝ったら手代木の動画やるよ」  4話
25 工場長に殴られるコフィ  5話

f:id:birchmint:20191113131258j:plain

26 工場にいる創楽と中弥  5話
27 校長先生?に相対する創楽  6話
28 町田家 ママの服が緑
29 署名BOXに用紙を入れる男子生徒?の手
30 工場のストシーン  5話
31 中弥を見返す創楽
32 イチゴを見つめる中弥 ウルフの部屋?
33 町田家 ママの服がHulu1/4と同じ
34 病院の外で電話をかける右腕を怪我した中学生の希央(私服) 
35 友愛数社交数で考察している創楽?
36 海岸の創楽と中弥 創楽の手に紙?ファイル?
37 体育教官室の外でストをする創楽  5話
38 海岸で写真を撮る生徒たち 右端はことね?
39 何かに盛り上がっている創楽と中弥
40 叫ぶ創楽 39の続き?
41 七浦、ことね、創楽、きらり、東、中弥、希央、漆戸
42 中弥「俺ら全力で抗うよ」
43 体育教官室の外でストをする創楽  5話
44 海岸の創楽と中弥の元へ誰か来た?
45 手代木をビンタする田母神(映画と同じ白い服)
46 教室にいる中弥 6話
47 工場にいることねwithスマホ
48 病院の壁に左手で「Time heals」と書く中学生の希央(34と同じ服)
49 スマホレジスタンス部のサイトを見る創楽 6話
50 創楽に笑いかける中弥

f:id:birchmint:20191113131359j:plain

51 創楽の英語テスト(48点)
52 誰かの通学バッグに何かを入れる手
53 津高校の中学生向け説明会? 大田和がいる
54 海岸で向かい合う創楽と希央
55 いくつか食べられたいちごパックを見ている誰か
56 女子生徒と向かい合う田母神の後頭部(簪あり)
57 創楽の歌詞が書いてあるルーズリーフ Fコード

こんだけの内容あとドラマ2話とHulu2話ですっきりまとまんの、と微妙に疑い中w