尾崎姉弟に赤身を

「99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ」勝利くんファンにとって運命の第6話がとうとう放送されました。
最初は勝利くん!って見てたのがだんだんゆうたぁ…となり、舞子さんがんばれがんばれとなり、最後はよかったー!!深山先生、佐田先生ありがとーー!!!となり、なんかもう6話見てるの間中気持ちが忙しかった。

1話で登場した時は裁判官気質全開で書類に書かれていることが全てで、殺人容疑をかけられた友達のお父さんも示談することで量刑を軽減することしか考えなかった舞子さん。けど深山さんや佐田さんそして斑目さんと仕事していくうちに徐々に感化され凝り固まった考え方も随分とほぐされてきたところで、直前の5話で裁判官の忖度を目の当たりにしていよいよ弁護士として開眼か、となったところで裁判官時代のツケが回ってきたー。って流れがすごくいい。そしてここで舞子さんの過去を清算することで弁護士として腹がすわって、いよいよエリート裁判官である川上さんと刑事事件専門チームの対決が本格モードに突入していくわけで。1話完結スタイルをとりつつ、舞子の立ち位置を通して全体の流れも見えるのが、おもしろいドラマだなと改めて思います。

東大の文一に合格して法学部に進級し、現役で司法試験合格した舞子さん、ご近所では評判の才女だったんだと思う。それに比べてお勉強はできなくて悪い仲間とツルんで(なぜかボンネットにのせられる)雄太くん。岐阜時代の服装からも親友への忠告からも上京してから寿司屋で真面目に働く様子からも、根っからの不良というよりちょっと悪ぶってみたかった、そこらにいそうな普通の男の子という印象で。この特別なものを何も持ってないごく普通の人を普通に見せることができるのが、演技の仕事をする上で勝利くんの強みになるなんじゃないかなと思った。4月からのMissデビルもごく普通の新入社員として悪魔のような上司に振り回される役なのも、わかるわかるーって思ったしw ジャニーズやってる以上、ケレン味のある極端な役もがっちりハマるだろうから、いつかそういう役も見てみたいけど。

それにしても木村文乃さんと勝利くん、姉弟として妙にしっくりくるなと見てたのだけど、どことなーく顔立ち似てるような。舞子さんに弟がいる設定が先にあって、若手ジャニから勝利くんが選ばれたのなら、売り出しの一環というのはもちろんそういうのも加味されたのかしらかしら。あと寿司関連は勝利くんの好物であることもちょっとは考慮に入ってたのかな。そういえば薔薇かセクシーあたりを小ネタにするのかと思ったら、まさかのVICTORYでしたw

 

そうそう、エンドロールで「佐藤勝利」って出てる時、必ず舞子さんが映ってたのも狙ってた気がする。

1話

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2話

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3話

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4話

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5話 - 予告のみ
6話

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この6話のエンドロールで、勝利くんの名前は<6話ゲスト>のくくりの中じゃなかったんだよね。勝利くん自身のお話では「6話ゲスト」ってことだったので、これで出番は終わりっぽいけど、タイトルにひっかけて0.1%ぐらいの希望を持って最終回あたりにチラッとでも顔を出してくれることを祈りつつ、7話以降も追っかけていく!

 

ところで、昔ミステリーよく読んでたときに得た知識で、刑事事件で一度判決が確定すると同じ事件では裁判は行われないというのがあったのだけど(一事不再理というらしい)、雄太くんの窃盗事件の前科はどうなるんだ? 佐田先生は過去の事件に関しても代理人として対応していきますと言っていたけど、執行猶予でも前科は前科なんだよね。何か覆す方法でもあるのかなと軽くググったら再審請求というのができるみたいだから、殺人事件の方からそっちにもってくのかなあ。

とりあえず雄太くんは西川きよし師匠の元で日本一旨い寿司職人目指して働くから、まあいろいろ大丈夫なんだろうw